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コンサルに必要な資質 IT用語・基本的な知識集 プロジェクト・マネジメント 外資系リンク

IT知識・コンサルティングファーム・仕事術

 コンサルティングにおいて、 最高の成果を出せる人材になる為にはどうすれば良いかのノウハウ、 知識、情報を以下に記します。

組織モジュール
 「我々が必要としているのは、もっとよい仕事が出来ないかという意欲をみなぎらせながら、 毎朝目を覚ますような社員です。 オフィスの仲間から教えてもらったり、他の企業から聞き出したりする前向きの姿勢です。 我々は絶えずこのような社員を探しもとめているのです」
(ウェルチの戦略ノートより抜粋)



 ところで、コンサルに必要な資質とは何でしょうか?私は以下だと考えています。
 1)最適な問題解決手法(ソリューション)の提示が出来るスキル
 2)コミュニケーション能力
 3)リーダシップ
 4)専門的な知識
 5)新しいことを思い付く発想

 ちなみに、資質と書きましたがこれらの能力は全て 学習により(誰でも努力次第で)後天的に身に付ける事が可能です! HBS(ハーバード・ビジネススクール)でもそう定義付けて教えている様です。




■最適な問題解決手法の提示が出来るスキル



 顧客が持つ潜在的な欲求を見極め、それを満足させる答えを提示し、 確実に実行する能力の事ですが、まず重要なのは状態と問題の把握です。 顧客の潜在的な欲求を見極めるには、現状の状態をアナライズし、 将来もっと良くできると思う状態をイメージして常にどうすれば良いかを考えておく必要があります。

 問題とは、今発生している問題と将来発生しうる問題があり、 これを明確にしなければいけません。 次に原因の追求をしていき、最適な問題解決方法を考察します。 例えば、 目的→現状→問題→原因→問題点→課題→解決策 といった合理的思考法で問題解決を図ったり、 ケース・バイ・ケースで有効な問題解決手法を導入します。

 このあたりのスキルを向上させるにはケース・スタディーがたいへん有効です。 ある程度の知識は書物から吸収できます。 まず最低限でも2、3冊くらいは本を読んで基本を押さえましょう! 入門書としてのお勧めの本は 「マッキンゼー式世界最強の仕事術@」 「マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック@」 です。

 アクションを起こす場合、それが解決可能かどうかをまず考えます。 また、解決可能な原因と解決不可能な原因の切り分けを行い、 具体的な施策を打ちます。 短期的に考えるか、長期的として捉えるかどうかの戦略的思考も重要です。 以上のノウハウはケース・スタディーを繰りかえし実施する事で身に付けます。





■コミュニケーション能力



 コミュニケーション能力の高さは、コンサルタントにとって必須です。 顧客の要求を正確に理解し、 分析の結果を顧客に理解させることができなくてはコンサルタントとは言えません!

 現在のコンサルタントは、コミュニケーション能力として、 交渉術、プレゼンテーション手法、語学力の高さまで求められます。 特に英語は必須ですが、あくまで英語は手段にすぎません。 重要なことは、英語で何を伝えるか、ということです。 最も英語でコミュニケーションが可能ならば、世界中の人との知識共有、 英語圏の資源を有効活用することが出来ます。 もちろん、世界各国における人脈づくりにも有効でグローバル展開においてのビジネスチャンスが増えます。





■リーダシップ



 リーダシップは、どんな職業ででも、 専門性による付加価値を超えて、さらに付加価値を高める際に必要になってくる素養です。 プロジェクトにおいては、数字の達成をはじめとして、その責任を最後まで果たし 価値観を共有する事が重要です。

 GEでは、成功の必須条件は価値観と仕事をこなす実力としており、 リーダシップの要件として以下の4つをあげています。
活力(Energy):
溢れるようなエネルギー、自ら行動しようとする強い意志
活力を引き出す能力(Energizer):
周りの人たちにやる気を起こさせ活力を引き出す能力、 周りを巻き込んで組織の潜在力を最大限に引き出す情熱
鋭さ(Edge):
敢闘精神、スピードと影響力を追求する本能、強力な説得力と実施する勇気
実行力(Execution):
徹底した結果の追求

 本人自身が活力に満ち溢れているだけでなく、 それ以上にグローバルな視野を持って周りの人たちの活力を引き出し その能力を最大限に発揮させる力を持つ人物になるには、境界のない世界のスタイル (断固とした態度でスピードと自信を持ってストレッチの目標を設定する)が必要です。 自信を持つことは大切で、これがぐらぐらと揺らぐようなら地震になってしまいますw

 リーダーシップの心構えを開発するには、 現実の直視、誰にも負けない誠実さ、経営に対する洞察力、利益に結びつける考え方、 仕事を楽しむ、変化に積極的になる、最高のアイデアの持ち主を見つけ出しそのアイデアを実行に移す といった事を常に実践しておくことが必要です。

 具体的には、以下の事を自身に問いかけていかなくてはいけません。
・世界的な競合状況はどうなっているか?
・過去三年間の競合他社の戦略は何か?
・これに対する自分たちの対抗策は何だったか?
・今後予想される他社からの攻撃とはどんなものか?
・これらの攻撃をかわすためのプランは?





■専門的な知識



 専門的な知識こそがコンサルタントの価値の源泉です。 今どの分野でも必要としているのは情報技術です! eエコノミー時代に企業の生き残りをかけたドラスティックな変革を推進するためには、 高度な情報技術ぬきでは考えられないです。 情報システム構築の基礎知識と最先端の情報技術は必須です! これらの知識がないと、顧客への提案やプロジェクト管理などを行う際に 大きな弊害となってしまいます。

 専門的な知識は専門書等を使い、自己学習で身に付けることが可能ですが、やはり向学心が重要です。





■新しいことを思い付く発想



 新しいことを思いつくことが発想です。 しかし、全く何もないところから突然何かを思いつくということは希です。 突然思いつく際も、過去に記憶された何かが刺激になって思いついているわけです。 効率よく発想を行うための秘訣を以下に紹介いたします。
・思い付いたことを書き出す
・視覚にうったえる
・今あるものを繋ぎあわせたり、変形させる
・見方、視点を変えてみる

 発想すること自体は必ずしも、合理的でなく、システマティックでなく、 戦略的ではありませんが、理に適うアイデアを導き出す事において、素晴らしく効果的です! 個人的には、新しいことを思い付くには、異文化との交流がポイントだと感じています。






IT用語・基本的な知識集


 以下に紹介する考え方は突然現れたものではなく、 従来からあった手法が進化したものです。 昔からあったこれらの手法が、 なぜ最近もてはやされるようになったのかと言いますと それは情報技術革新の恩恵です! つまりIT革命【充実したITリソース、インフラ完備(ブロードバンド)】のおかげで、 ようやくこれらの手法の効力を最大限に引き出せるようになったのです!


■ナレッジ・マネジメント(Knowledge Management)

 組織レベルで効果的に知恵を出し合うしくみを実現し、 情報・知識・ノウハウを知りたいときに即座に、 的確かつクリティカルに入手して、組織レベルで共有する事。 重要なのは、情報システムを利用して発掘・再利用・分配するプロセスの高速化です。

 ナレッジ・マネジメントに必要なのは価値のある情報・知識・ノウハウであり それを格納するデータベース、及び有能な検索システムです。 これを最適かつ最も効果的に実現するために必要な技術はXML(eXtensible Markup Language)です!
 →「3人よれば文殊の知恵」



■EDI(Electronic Data Interchange)

 一般的には、電子データ交換と訳されています。 また、Web上でEDIを行うシステムをWebEDIと言います。 ちなみに定義は「異なる企業間で、商取引のためのデータを、 通信回線を介して標準的な規約(可能な限り広く合意された各種規約)を用いて、 コンピュータ(端末を含む)間で交換すること。」

 元々は発注業務の効率化を目的として発展してきましたが、 今では総合的な業務改革に利用されるようになっています。 EDI導入で必要な事は費用対効果を考えた業務プロセスの見直しです。 販売動向と在庫状況を共有して需要予測の精度を高め、 また業務効率化により中間物流に要する時間を短縮化して、 適正在庫を維持しながら顧客のニーズに対応していくことが重要です!

 EDIを発展させるには標準化、とにかく標準化が最重要です! その為の第一歩として、データ・フォーマットをEIAJに準拠させる必要があります。 また、EDIの仕組みは単体だと、ほとんど意味はありません。 ERPに組み込む事により、効果が現れるのです。



■CRP(Continuous Replenishment Process)

 CRPは連続的な自動補充発注システムの事で、EDIの応用技術です。 具体的には、在庫が一定量を下回ったら、自動的にEDI発注が 相手に飛ぶようなシステムです。



■VMI(Vender Managed Inventory)

 VMIはCRPの発展型であり、ベンダー主導型在庫管理です。 受注生産(Build-To-Order: BTO)、 見込み生産(make-to-stock)、 預託品管理(Vender Managed Inventory: VMI)、 連続補充計画(Continuous Replenishment Planning: CRP)といったビジネス戦略の一つであり、 商品や販売チャネルの特性により、これらを使いわけます。 実際は、限りあるリソースを配置、調整し、 トレーディングネットワーク全体にわたって、 数々の制約条件を考慮しつつ最適な計画を立案します。

 VMI自体は、ベンダーが製品在庫を適切に補充し、バイヤーは使ったぶんだけ支払う「富山の薬売り」 方式ですが、ベンダーに対して売上げ、在庫情報をリアルタイムに提供する点が違います。 ベンダーはこの情報により、上手くすれば、最適な供給予測が立てられ、 計画的なビジネス戦略が実現可能です。

 このVMIのサプライチェーンモデルを実施する為には バイヤーがベンダーに対して強い立場でなければいけません。 なにしろ、在庫管理コストを削減しておきながら、更にベンダーから在庫管理料、 倉庫代をぶんどる?のですからw



■EC(Electronic Commerce)

 ネットワークを通じて電子的に行う商品の売買、及びサービスの提供であり、 電子商取引と訳されます。 単に既存の取引をただ電子化しただけではあまり意味がありません。 ECで重要なのは、インターネットを利用してはじめて実現できるシステムあり、 かつ効率的でインターネットとの相乗効果が期待できるようなビジネス・モデルです!

 オークションや買い手が価格を指定する逆オークション、 同じ商品を注文する人が増えるほど価格が安くなる共同購入、 消費者が品物のスペックを指定できるマス・カスタマイゼーションなど 取引の仕組みが変わってきています。 まず、新しい競争ルールを認識して、 次なる変化をチャンスと捉える考えがECで成功する秘訣です。

 今のeエコノミー時代、 伝統的な経済と事業戦略を当然のように継承している企業は、 その制約により淘汰されるしかありません。 更には伝統的な企業ほど、広範なバリュー・チェーンを既に自社で所有しているため、 この自社専有の統合を解体するまでは、顧客価値の最大化は叶いません。 ライバル企業は常にマーケティング・ポジションの弱点をついてきます。

 ポイントとしては、取引のオープン化、グローバル化により産み出される 利益をまず考える事です。 経験上、取引において、逆オークションの利用は想像以上に有効です! これは競合の原理が働く事や、適正な価格に回帰するからです。 売り手企業側にしても、安い値段を公表し、 全体的な値崩れを起こすことなく余った品物を処分することが出来るため それなりにメリットがあります。



■ERP(Enterprise Resource Planning)

 ERPとは、「企業の事業運営における購買、生産、販売、会計、人事など、 顧客に価値を提供する価値連鎖を構成するビジネス・プロセスを部門や組織を またがって横断的に把握して、価値連鎖全体での経営資源の活用を最適化する 計画、管理のための経営概念」です。

 ERPシステムとは、 「ERPの概念を企業の経営に具現化するための情報基盤であり、 具体的には企業の事業運営のバックボーンとなる基幹業務のための 新しい情報システム」です。

 そして、ERPパッケージとは、 「ERPの概念を具現化する新しい情報システムを迅速に構築することを可能とするツール」 とされています。 具体的には、標準的な業務テンプレートがパッケージになって用意されている 統合業務パッケージの事です。 その特徴としては、ドリルダウンという経営解析機能を備えており、 基幹業務全般にわたるデータを統一的に保持する大福帳型データベース (情報の一元化・共有化)などがあげられます。 そして、ERPの本質は全社規模でのビジネス・プロセスの最適化です!

 ERPを活用すれば、 基幹業務システムを短期間に低コスト(コスト・時間の節約が可能)で構築出来ますが、 その為には業務環境の熟知が必要です。 また、業務をシステムに合わせる必要性もあり、 日本独自の商習慣、使い勝手の良さを最優先した従来のシステム作りの意識、 改善活動で定着した部門の中での最適意識等、 ERPを進めるにあたっては難関が多いことも事実です。 ERPプロジェクトはシステム開発のプロジェクトというより、 むしろ意識改革のプロジェクトと言っても過言ではありません。 また、全社最適をねらうERPパッケージでは、 むしろエンドユーザーの使い勝手は下がることも覚悟しておくべきです!

 ERP導入で成功する為には、パッケージの特質を理解し、 業務を変えることに対する現場の反発を押さえ、 既存の情報システムのしがらみを捨てる事です! そして、部分最適なシステムから全体最適なシステムへの転換、 ユーザーのためのシステムから顧客のためのシステムへの転換が必要です。 つまり、ERP導入によって 企業が何を目指すのかを明確にして経営トップがそれを現場に伝える事(有無を言わさぬトップ・ダウン)、 部門間の調整をスムーズに行なう事が成功の鍵です!

 ERPパッケージは、 会社特有の業務の長所をうまく生かしきれないリスクがある事も確かですが、 多くの企業の業務を良いところを蓄積しており、 その業務機能セットは ベスト・プラクティス(Best Practice) と呼ばれています。

 真のベスト・プラクティスである為には、 「基幹業務に対応したモジュールの豊富さと各機能の充実、 最新の情報技術への対応やオープン性の保証、 情報技術面での世界標準採用、 多国籍環境での運用を前提としたグローバル対応、 事業内容や経営組織での将来の変化に対する柔軟性・拡張性の確保、 既存システム・他パッケージとのインターフェース機能の充実」 を満たしていなければなりません。

 ベスト・プラクティスを活用して業務を変革すれば、 リエンジニアリング(Business Process Reengineering)を進めること可能です。 つまり、ERPパッケージはリエンジニアリングを容易にするイネーブラー(enabler)であり、 リエンジニアリングのドライバー(driver)なのです。

 ERP導入に当たり考慮すべき点としては下記があげられます。
・周辺の情報システムとどう連携するか?
・パッケージの機能不足はないか?(業務の要求を充足できるか?)
・自社の強みが活かせる業務機能セットであるか?
・仕組み(全体像)が明確であるか?
・導入や構築手順(導入方法)が容易であるか?

 最後に、ERPを導入した後のアドオンは厳禁です! どうしても必要であれば、カスタマイズは最小限にとどめるべきです。 なぜなら、せっかくERP導入により工数が節約できたのに、 その意味が消えてなくなるからです。

 ちなみに、個人的な見解ですが、 2001年時点において、 SAP R/3を超えるERPパッケージは存在しないと断言しておきます!

 参考:ERP導入を成功させる為に@



■BRP(Business Process Reengineering)

 BRPとは、企業活動に関するある目標(売上高、収益率など)を設定し、 それを達成するために業務内容や業務の流れ、組織構造を分析、最適化することです。 事業構造の再構築だけでなく、間接部門を含めた全社的な業務の見直しと改革、 業務の抜本的見直しが重要です。

 90年代前半に部門横断的に各部門をまたがる形で業務プロセスを見なおそうとする 動きがあり、WSR(Work Style Reengineering)などが流行しましたが、 次第にSCM(Supply Chain Management)という 一つの企業に留まらず商品の開発から部品の調達、製品の製造、販売、サポート、現金の回収までの 一貫したプロセスを最適化するために そのプロセスに係わるすべての企業、部門を含めて見なおしていこうという動きになりました。

 今の時代、やはり顧客の立場からのプロセスの設計と 自社だけでなく関係他社を含めたビジネスプロセスの設計でなくては経営革新は成功しません! そのビジネスプロセスは、 顧客との直接的な関係を築けることが重要で、 高速・低コスト・顧客にとっての利便性向上、 及び全てのプロセスが付加価値を生むものであることを満たさなければなりません。



■SCM(Supply Chain Management)

 サプライチェーンマネジメントは、 一企業の枠を超えてモノ・サービス・カネ・ナレッジの流れを最適化することにより、 顧客に対する価値を最大化する経営手法です。

 部品供給会社からメーカー、卸や小売り、 そして顧客に至るまでのモノの流れをネットワークで統合(一元管理)し、 生産や在庫・購買・販売・物流などの各情報をリアルタイムに交換できるようにする手法です。

 正確な需要予測と需要の変化への迅速な対応がSCM成功の鍵です!

 日本では、生産工程において必要な部品を必要量タイミングよく供給することで 在庫を最小限に抑えるのに有効な方法として 伝統的なトヨタの「カンバン方式」があります!



■CRM(Customer Relationship Management)

 情報システムを応用して企業が顧客と長期的な関係を築く手法のことで、 個々の顧客とのすべてのやり取りを一貫して管理することにより実現します。

 ちなみに、アスキーデジタル用語辞典@では、 以下のように説明されてます。

 客に対する情報管理を高度化し、より効率よい営業活動を行なおうとする考え方のひとつ。 背景には、新規顧客を獲得するよりも、常連となる顧客を掴み、 繰り返し注文を獲得するほうが営業コストが安く済む、というデータがある。

 一般的には、1to1マーケティング(ワン・トゥー・ワン・マーケティング)と 呼ばれるものに近いシステムのこと。 典型的には電話注文を受け付けるオペレータが、 簡単な端末操作で顧客の過去の発注履歴等を呼び出し、それに基づいて営業活動を行なったり、 データベースに蓄積された過去の発注情報から顧客の好みや消費傾向を分析し、 それに応じたキャンペーン情報を送付したりすることで 効率よく受注に結びつけるためのシステムなどがある。

 顧客側としても、自分が「大切な得意客」として扱われているという満足感も得られ、 繰り返し発注しようという気になるし、 荷物の送付先などの固定的な情報を毎回連絡しなくてもよくなるといった、 発注時の手間の削減にもなるため、メリットがある。

 繰り返し顧客に特別な便宜を提供する「マイレージ」や「ポイント制」といったシステムも、 同様の効果が期待できるものだ。

 従来は、システムの構築や蓄積されたデータの活用に困難があったが、 最近のIT技術の普及や、Webベースのショッピングサイトの一般化などにより、 基本的な手法として広く活用され始めている。 データベースの応用事例として注目されているもののひとつである。



■CS(Customer Satisfaction)

 CS(顧客満足)とは、 提供された商品・サービス、さらには提供者の理念などについて、 顧客が自分自身の基準によって納得の得られるクオリティーと価値を見出すことです。

 顧客の満足が最大限になるように、経営者からすべての従業員まで、 システムに基づいて企業の総力を結集してサービスを提供する意識を持つことは重要ですが、 CSの目的は、「顧客のロイヤルティーを維持して、長期的、継続的な利益を得ること」です。 「利益を考えながら顧客に満足を提供すること」が重要です!



■ASP(Application Service Provider)

 ASPとは、アプリケーションソフトをインターネットを通じて顧客にレンタルする事業者、 及びその事業総称の事を指します。 ASPにより、利用者(主に企業)の情報化コスト削減が期待できます。

 ユーザはWebブラウザだけで、各種アプリを利用でき、 運営・管理、バージョンアップの必要もありません。 しかし、ASPは中小企業に思ってた以上に流行らなかった為、 今ではASP事業から撤退する動きも見られます。。。

 顧客獲得の難しさが浮き彫りになってますが、 ASPが流行らない要因は下記だと個人的には認識しております。
・ASPはしょせんレンタルなのに価格が高すぎる!(ニーズに合ってない価格設定)
・システムが停止すれば、サービスが利用できない!(安心感がない)
・ブロードバンドが思ってた以上に進んでいない(世間一般の脆弱なネット環境)





プロジェクト・マネジメント


 情報システムの開発・構築において重要なのは、ソリューション・デリバリー (IT戦略立案・企画、プロジェクト管理、開発方法論)、とアーキテクチャ (クライアント・サーバー、データウェアハウス、インターネット、イントラネット、オブジェクト指向) の知識です。

 予算内、かつ納期通りに品質の安定したシステムを導入する為に 必要不可欠なのが、プロジェクト・マネジメント能力です。 そして今、時代が求めているのは、優秀なPM(プロジェクト・マネージャ)です。

 企画プロジェクトにおいては、イシュー・マネジメントへの展開が重要です。 また、開発プロジェクトにおいては、特に工程管理能力、コミュニケーション能力(情報の共有化)が重視されます。



 PJ立上げはまず最初に体制と負荷やリスクを明確にして 各ミッションの明確化、責任者、担当者、窓口の明確化を行なう必要があります!
・体制の明確化
・総合的な役割を徹底的に果たす総責任者の明確化
・各担当者のミッションの明確化
・スケジュールの管理者、進捗管理の責任者の明確化
・情報交換の窓口の明確化
・仕様に関する窓口の明確化

 次に全体的なスケジュールを決め、マイルストーンを練ります。 ここでは、いつまでに何をやるかといった目標管理をおこないます。
・負荷、進捗状況の把握・管理
・全体の開発計画
・製造計画
・業務担当計画

 また、作業範囲を明確にし、必要な作業資料・納品物も明確にします。
・プログラム一覧
・画面一覧表、帳票一覧表
・業務の流れ図(ジョブフロー)
・打ち合わせ資料
・画面設計書、帳票設計書
・各種規約・プログラム標準
・ツール類
・標準化仕様
・開発環境
・テストデータ・テスト仕様書
・進捗報告書
・詳細業務一覧表
・詳細業務進捗表
・テスト結果報告書
・環境セットアップ作業手順書
・補足説明資料

 PJが進むにつれ、管理者は積極的にコミュニケーションをとり、 意志を高めることが重要です。 連絡・報告・相談は必要以上に行ない、 定例会についても、時期・場所・出席者・議題・決定事項等を必ず電子データで残し、 プロジェクト・メンバの共有化を確実に実施して認識のズレをゼロにします!

 成果物の評価や移行作業は、責任者と現場の検証者が一緒にテストする必要があります! また稼動後の運用については、事前に徹底的にコミットしておくことが重要です☆




外資系リンク@


アクセンチュア (旧:アンダーセン・コンサルティング)
業界の大手で世界最大。その割には初任給は500万円程度。
また Accenture のページでは、 コンサルタントという仕事のあり方、面白さを少しでもリアルに正しく理解していただくための ゲーム SIM consultant を公開しています。
第一部「アナリスト編」、 第二部「コンサルタント編」、 第三部「マネージャー編」、 第四部「パートナー編」の四部構成になっています。


キャップジェミニ・アーンスト&ヤング
世界最大の戦略・ITファーム、 ビッグ5であった アーンスト&ヤング・コンサルティングとヨーロッパ最大の戦略ITファームで あったキャップジェミニとの合併により誕生。

プライスウォーターハウス クーパース コンサルタント
英国で1849年に設立。 今では世界150ヵ国において、プロフェッショナルサービスを提供する組織です。

KPMG グローバルソリューション
各種金融分野のエキスパート、10万人を超えるプロフェッショナルを擁しており、 159ヵ国、830都市以上の拠点で、サービスを提供している プロフェッショナル・サービス・ファームです。 特に金融コンサルティングの分野では世界最大級の規模と最高水準のサービスを誇っています。

デロイト トーマツ コンサルティング
トーマツは世界が認めた日本の名前です。 デロイト トーマツ コンサルティング(海外名称:Deloitte Consulting)は、 世界最大規模・最高水準のコンサルティングファームで、SAP R/3の豊富な実績と、 業務に関する専門知識を兼ね備え、クライアントの皆様の規模・目的に合致したサービスを 提供してます。

マッキンゼー
世界で最も成功している戦略系コンサル会社。 スペシャリストに相応しい高給、インセンティブの充実など魅力的なカンパニー。 1926年の創設時より一貫して、企業の経営陣が抱える課題に対して 全社的視点に立った問題解決(Top Management Approach)の方針で 顧客企業に高質なサービスを提供し、経営科学の先端を追求してます。

A.T.カーニー
世界トップクラスのグローバル経営戦略コンサルティング・ファームです。 高い成長率で躍進を続けてます。

アーサーDリトル
1886年、マサチューセッツ工科大学のアーサー・D・リトル博士により、 ADLは世界最初の民間受託研究機関としてのマサチューセッツ工科大学のキャンパス内に設立。 経営戦略立案から組織・業務の改革、技術開発に至るまで経営上のあらゆる課題に お応えできる戦略コンサルティグファームとして、特色ある地位を確立してます。

ボストン・コンサルティング
最近、MBAホルダーのなかで人気が沸騰している戦略系コンサル会社。

ゴールドマン・サックス
外資No1マーケットメイカー。 GSがだすレーティングは計り知れない影響力を持っている。

モルガン・スタンレー
投資銀行、学部卒22歳の平均年収は700万〜800万。

リーマン・ブラザーズ
投資銀行、強気な金融会社です。

メリルリンチ
投資銀行、3年契約の年棒制。
世界44ヶ国、約900ヶ所に拠点を置き、総額約180兆円の顧客預かり資産を抱える、 世界でも有数の総合金融サービス会社です。